虎を配した二枚のラウンドを縦に連ね、霰の突起と天然石を含む重層的な構成に仕立てています。
全長約97mm・最大幅約24mmの比率を生かし、細部を詰め込みながらもモチーフの向きと重心が一目で伝わるよう、職人が一点ずつ面と輪郭を整えています。
天然石を造形の一部へ配し、金属の起伏の中へ一点の光を加えることで、視線が自然に中心へ集まります。
落ち着いた色のニットに合わせると、胸元の主役になります。
単体使いのほか、長さの異なるトップとの重ね着けにも取り入れられます。
虎について虎は古来より「千里を行って千里を帰る」力があると伝えられ、武勇の象徴として親しまれてきました。
龍と対比されることも多く、龍頭では和彫りの虎を意識しながら、眼差し、牙、毛並みの流れを銀へ立体的に落とし込んでいます。
単体の虎に加え、霰のラウンド、菊、天然石を組み合わせることで、異なる迫力と奥行きを表現しています。