金剛杵の一種である三鈷杵を小さなペンダントへ写し、中央の刃を二本の脇刃が囲む三鈷の広がりを立体的に整えています。
中央の握りから両端へ移る太さの変化を丁寧につなぎ、真鍮の温かみある色調が細部の稜線を明瞭に見せます。
全長約42mm・最大幅約10mmの細身な比率は法具らしい緊張感を保ちながら、日常の服装へ取り入れやすい大きさです。
単体で端正に着けるほか、他のトップと組み合わせても縦のラインが埋もれにくい造形です。
密教法具について金剛杵は、古代インドの神々が持つ武器を「煩悩を打ち払う菩提心」の象徴として密教法具に取り入れたことが始まりとされています。
龍頭では独鈷・三鈷・五鈷の異なる先端形状を、杵、剣、鈴の造形へ落とし込み、細身の輪郭から複数の爪が広がる構成まで手仕事で表現しています。
宗教的な造形の由来を大切にしながら、現代の装いへ取り入れやすいシルバーペンダントとして仕立てています。