金鎚や鏨の手応えを確かめながら、銀の形を少しずつ引き出しています。
手仕事で整えた輪郭を主題とし、細部の起伏まで丁寧に表現しています。
18mmの寸法が生む存在感と、光を受けて移ろう表面の表情を両立させています。
単体では手元の主役となり、時計や他のブレスレットと合わせた際には造形の違いが装いへ奥行きを加えます。
遠目には力強い輪郭が伝わり、近くでは彫りや起伏の細かな仕事を味わえます。
伝統技法【霰】は、先端を加工した鏨を地金へ一打ずつ打ち込み、表面に連続する突起を作り出す装飾技法です。均整を保ちながら突起を打ち重ねるには、金鎚の力と角度を細かく制御する熟練が求められます。
密集した突起が光を細かく捉えることで、平滑な銀とは異なる重厚な輝きと手仕事ならではの表情が生まれます。