真っ直ぐに伸びる剣身と五本の爪が密に広がる柄頭を一体に構成し、密教法具の緊張感を縦長のシルエットへ落とし込んでいます。
刃の稜線から柄へ連なる面を職人が整えることで、細身でありながら光の当たり方に明確な変化が生まれます。
全長約83mm・最大幅約9mmの長さを生かし、胸元に鋭く端正な縦の流れをつくります。
シャツやカットソーに一つで合わせても、他の短いトップと長さを変えて重ねても存在感を保つペンダントです。
密教法具について金剛杵は、古代インドの神々が持つ武器を「煩悩を打ち払う菩提心」の象徴として密教法具に取り入れたことが始まりとされています。
龍頭では独鈷・三鈷・五鈷の異なる先端形状を、杵、剣、鈴の造形へ落とし込み、細身の輪郭から複数の爪が広がる構成まで手仕事で表現しています。
宗教的な造形の由来を大切にしながら、現代の装いへ取り入れやすいシルバーペンダントとして仕立てています。