金鎚や鏨の手応えを確かめながら、銀の形を少しずつ引き出しています。
手仕事で整えた輪郭を主題とし、細部の起伏まで丁寧に表現しています。
白仕上げの明るい銀色が細部まで光を巡らせ、清冽な印象を生みます。
5mmの寸法が生む存在感と、光を受けて移ろう表面の表情を両立させています。
単体では手元の主役となり、時計や他のブレスレットと合わせた際には造形の違いが装いへ奥行きを加えます。
光が移動するたびに主題の見え方が変わり、静止した造形へ豊かな動きを与えます。
火焔の意匠について立ち上がり、揺らぎ、連なっていく炎の動きを、厚みのある銀へ立体的に刻んだ龍頭の火焔。滑らかな曲線と鋭い切り返しを組み合わせ、静止した造形の中に熱と速度を感じさせる意匠です。
白仕上げでは銀の明るい反射が輪郭を際立たせ、燻し仕上げでは高低差が深い陰影となって現れます。