牙を見せる虎に菊の意匠を組み合わせ、銀と真鍮の色彩差で二つのモチーフを際立たせています。
全長約50mm・最大幅約22mmの比率を生かし、細部を詰め込みながらもモチーフの向きと重心が一目で伝わるよう、職人が一点ずつ面と輪郭を整えています。
銀と真鍮の色調差が各部の境界を明瞭にし、単一素材とは異なる奥行きと温かみを加えています。
シンプルなジャケットに合わせると、胸元の主役になります。
単体使いのほか、長さの異なるトップとの重ね着けにも取り入れられます。
虎について虎は古来より「千里を行って千里を帰る」力があると伝えられ、武勇の象徴として親しまれてきました。
龍と対比されることも多く、龍頭では和彫りの虎を意識しながら、眼差し、牙、毛並みの流れを銀へ立体的に落とし込んでいます。
単体の虎に加え、霰のラウンド、菊、天然石を組み合わせることで、異なる迫力と奥行きを表現しています。