表面へ施した粗し模様を背景に菊紋を中央へ据え、光沢と細かな質感の差によって主題を際立たせたペンダントです。
真鍮の菊紋が銀色の地へ温かな色を添え、全長約40mm・最大幅約36mmの広い面へ力強い陰影を生み出します。
裏面には国歌「君が代」の歌詞を彫り込み、表面の菊紋とともに日本の文化や歴史を尊ぶ意匠を両面へ込めています。
横幅を持たせた安定感ある輪郭により、胸元で菊紋と地模様をしっかり見せられる重厚な仕上がりです。
龍頭の愛国・菊紋作品について菊は日本を象徴する花として文化や歴史の中で大切にされ、端正に重なる花弁は品格と気高さを感じさせる意匠です。
龍頭では、菊紋の整然とした美しさだけでなく、鏨を打つ強弱によって一つずつ表情が異なる乱菊など、多彩な表現へ発展させています。
八咫烏、龍、虎、矢尻、鎚目など日本の意匠や手仕事と組み合わせることで、伝統への敬意を現代の装いに取り入れられる作品へ仕立てています。
職人が一点ずつ地金を整え、彫りや打刻を施すため、均整の中にも手仕事ならではの奥行きと個性を楽しめます。